寝たきり防止!ボケ防止!

本格的な高齢化社会を迎え、介護保険制度も施行さ れましたが、国民の約8割は老後生活に不安を感じています。不安要因の第一は「寝たきりや痴呆になったとき」をあげており、これらの予防が豊かな老後を過ごすための課題といえましょう。          

寝たきりの予防

寝たきり原因の30〜50%は脳血管障害。5〜10%は骨折によるものです。日頃から高血圧の予防と管理に努め、また骨粗鬆症の予防(カルシウム、運動、日光浴)と転倒に注意しましょう。                     

老年期痴呆の予防

「頭は使わなければボケる」と言いますが、若いときからの精神・運動不活発が痴呆化を招きます。老人会などに積極的に参加して友達を増やし、趣味を持って豊かな老後を迎えましょう。また、歯の喪失は栄養低下だけでなく、噛むことによる脳への刺激がなくなり、痴呆の原因にもなりますので注意が必要です。

生きがいと健康づくりのため、バランスのとれた食生活、一日30分適度な運動、心と身体の十分な休養に心がけましょう。休養とは、身体を休めるだけでなく、心の健康づくりのために養うことが大切ですから。



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